2012年12月10日月曜日

【週報005】8/20-8/24

・今日のダーリン 2012/8/17(Fri)

 明石家さんまさんが、若いころに
 笑福亭松之助師匠の弟子として掃除をしていたとき、
 師匠が「掃除はおもろいか?」と訊いたそうです。
 若きさんまさん「おもしろくありません」と答えます。
 すると、松之助師匠「そうやろ」と。
 そして「おもろないから、おもろするんや」と、
 教えてくれたということです。

 松之助師匠もきっと、あるときまでは、
 その考え方を知らなかったのだと思います。
 そして、さんまさんも、それを言われてはじめて
 「あ、そうか」と気がついたのでしょう。
 そして、ぼくはさんまさんの話を聞いて、
 「そうだなぁ」と思ったのでした。
 そして、ここにそのことを書いています。

 ぼくは、この話が、ほんとに好きです。
 あらかじめおもしろいこと。そんなものないんです。
 あるのかもしれないけれど、それにしたって、
 苦しみや、緊張や、疲れとセットだったりします。
 好きでたまらない彼や彼女とデートだとしても、
 それはそれで、やっぱり「おもしろくする」ものです。
 ただいっしょにいるだけでうれしい、としても、
 それはそれで、たがいに、うれしくしているんですよね。

 どうやったら、おもしろくなるのか。
 それを考える、それを試してみることで、
 すでに、おもしろさがはじまっています。
 そして、場合によっては、
 おもしろくしようがないことだって、
 あると思うんですよね。
 その場合、どうあきらめるかも、
 どう逃げるかということさえも、
 ひとつの応用問題なのではないでしょうか。

 そういうこと言うのは苦手なので、
 少々笑いながらあえて言いますが、
 「世の中は、おもしろくないことだらけじゃ!」
 そのままにしてたら、おもしろくないままです。
 「おもろないから、おもろするんや」です。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
ま、とにもかくにも、はじめることが肝心ですのじゃ。

http://www.1101.com/home.html

→少し古いけど。アーカイブ見れないので全文コピペ。
  こういう文章をサラッと書く、糸井重里はさすがだなと。
  文章の入り方も読ませ方もうまいです。
  一行で言うと、


・「おもしろきこともなき世をおもしろく」

→高杉晋作


・仕事を楽しむために...20代のうちに手放すべき「7つの習慣」
http://www.lifehacker.jp/2012/08/120818custompartwith.html

→楽しんでますか?



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